感覚でトレードしてない?
トレードを始めたばかりの頃って、つい感覚や勘でやっちゃいませんか?
「この辺で反発しそう」
「なんか上がりそうな気がする」
気づけばチャートの前で占い師みたいになってる(笑)
でも、冷静に考えてみてください。
もしあなたが医者なら、手術を「勘」でやりますか?
もしあなたがパイロットなら、「なんとなくこの辺で降りよう」って言えますか?
FXも同じです。
「感覚」でエントリーして勝てるなら、世界中の人が億トレーダーになってます。
トレードは運ではなく、統計。
勝ち続ける人はみんな、「感覚をシステム化して数字にした人」なんですよね。
手法は、ひらめきではなく設計。
手法って、見つけるものではなく作るものです。
どこかに答えが落ちているわけじゃありません。
という私も、山盛り商材を買い漁ったので、偉そうなことは言えないけど。笑
でも、長く使ってる手法は、結局、サインツールまでも自作。
完全なオリジナルです。
本来は、自分自身が「観察と分析」で作り出すものなんですよね。
そのためにまずやるべきは、「条件を明確に言語化する」こと。
そこからはじめてみましょう。
なんとなく「上がりそう」「下がりそう」ではなく、「この条件が揃ったらエントリー」と定義する。
例えばですが、ネットで転がってる手法を土台にするとこんな感じです。
① 1時間足で20MAの上にある → 上昇トレンド中と判断
② 15分足でも同じく20MAの上にあることを確認
③ ローソク足がピンバーや坊主の形をしている
→ この①~③が揃ったら、買いエントリー!
このように、誰が見ても同じ判断ができるルール化が必要です。
再現性のある手法とは、「説明できる手法」のことです。
そして大切なのは、「なぜこの条件にしたのか?」を自分で説明できること。
ここをあいまいにしたまま進むと、後で「どこが悪かったのか」検証できません。
手法を作るときの3つの視点
トレードは科学だと思ってます。
だから、手法を作るときには以下の3つの視点を必ず持ちましょう。
ちなみに、私の手法もこれを土台にしています。
1. 方向(トレンド)
→ どちらに流れているのか?上昇?下降?
2. タイミング(エントリー)
→ どの瞬間で入るのが最も優位か?
3. リスク(損切り・利確)
→ どこで撤退する?どこで利益を確定する?
この3点をセットで「条件」を嵌め込んでいくと、自然と「手法の骨格」が見えてきますよ。
ルールを明文化したら検証の出番!
さて、ルールを決めたら次にやることは?
それはリアルトレードではなく、検証!
いきなり実戦で試すのは、ノーヘルでバイクに乗るようなものです(笑)
検証とは、「過去チャートでルールの再現性を確認し、データを取る作業」です。
多くの人が「100回くらい検証しました!」と言いますが、正直、それでは、気のせいレベル。
検証は少なくとも最低でも500回はやりたいところですね。
1000回やると、数字に「性格」が出ます。
ええ?そんなに?って思うかもしれないけど、
慣れてくると、検証のスピードはどんどん速くなっていきます。
ちなみに、私自身の手法で統計を取ろうとした時、1時間で50回前後はサンプル取れます。
検証作業は、私だって最初はものすごく時間掛かりました。
これも慣れでしかないと思います。
使いやすい検証ソフトはこれ一択!「トレードトレーナー」ほんとに気に入ってます。
・勝率は安定しているかな?
・時間帯別ではどうかな?
・エントリー形状のクセはあるかな?
サンプルが増えるほど、手法の本当の顔が見えてきます。
最初はハードルを低くして、10回区切りからスタート。
次は30回区切りというふうに、小さなゴールを設けるとイイですね。
検証とは、「数字で会話する時間」
検証というと、「地味」「退屈」と感じるかもしれません。
でも実際は、チャートと自分の対話時間です。
最初はつまらないと思っていても、100回を超えるころには「パターンの法則」に気づき始めます。
・負けパターンに共通点がある。
・勝てる場面ではある形が現れる。
・見送りが正解なケースには予兆がある。
検証をすればするほど、相場が言葉を話すように見えてくる。
面白さすら感じます。
検証ツールを活用する!
検証ツール私は長年、「トレードトレーナー」という検証ソフトを使っています。
このツールは、過去チャートを巻き戻して、ローソク足を一本ずつ進めながら検証できる。
つまり、本番と同じような緊張感でMT4でそのまんま検証できる。
ポチポチと再生していく中で、「あ、この形きたな」「あ、やっぱダメだ」と、リアルな感覚で確認できます。
記録も自動で残せるので、Excelと組み合わせると完璧ですね。
手作業なら、ものすごい時間かかるような内容のデータ整理も、最初からやってくれてる。
サポートも充実してるからいいですよ。
検証しないトレードは、運任せ
検証せずにリアルトレードするのは、地図を持たずに砂漠に出るようなもの。
「なんとなくこの辺で買っとくか〜」
「やっぱり違った〜」
これ、もう完全にギャンブルです。
大丈夫?やってませんよね?
逆に、しっかり検証して「この手法は勝てる」と数字で分かっていれば、損切りしてもブレません。
根拠があるから、メンタルが安定する。
ルールがあるから、迷いが消える。
検証は勝てるようになるための道ではなく、勝てる自分を作るための習慣”です。
検証の過程で「改善点」を見つけよう
進めていくと必ず壁が出てきます!ここがチャンス。
「思ったより勝率が低い…」
「リスクリワードが悪い…」
そこでやるべきは、改善。
・損切り幅を広げたらどうなるか?
・時間帯を絞ったらどうか?
・条件をひとつ減らしたら効率が上がるか?
検証データを元に、仮説を立てて再検証する。
この地味な繰り返しが、手法を磨いていく唯一の方法です。
まさに、実験と観察の繰り返し。
ここにFXの面白さが詰まっていると思ってます。
「数字が味方」になった瞬間に世界が変わる
検証を何十回、何百回と重ねて、数字が見えてくると、チャートの見え方がまったく変わってきます。
「今の形は○○パターン、勝率70%、RR1.5」こんなふうに、頭の中で自然にデータが出てくる。
この瞬間、トレードは感情のゲームから統計のゲームに変わります。
正しく繰り返していけば、いずれ、怖さが消え、焦りが減り、トレードが呼吸のようにできるようになるはずです。
まさに、勝ち組トレーダーの世界の入り口ですね。
勝ち組は、みんな検証してる!
最後にまとめましょう。
・手法は「感覚」じゃなく「条件」で作る。
・検証で数字を集めて、統計で判断する。
・改善を重ねて、脳にルールを慣れさせる。
・数字で納得できた手法だけが、感情を超えさせてくれる。
手法が固まっていないままリアルトレードをするのは、何度も言いますが、地図も持たずにジャングルに突っ込むようなものですよ!
でもね、しっかり準備すれば、FXは再現性のあるビジネスです。
焦らず、着実に。
しっかりと検証を終えたとき、あなたはもう別人になっているはずです。
未来のあなたが笑って言うはずです。
「あの退屈な検証時間が、私を勝たせてくれたんだ」って。


